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2005年 10月 29日

QUEEN+PAUL RODGERS日本公演 フレディの呪縛

投稿者 by tak@taknews.net at 11:43 / カテゴリ: 12ミュージック / コメント (0) / トラックバック (1)

参考
http://www.toshiba-emi.co.jp/queen/special/2005japan/report_1026.htm


 クイーンのコンサートに行って来た。場所は我等がださいたまスーパーアリーナ。去年さいたま新都心駅に来たとき(高速バスに乗った)は、cocoonはまだ建設中だったのでさびしいところだった。しかしcocoonを覗いてみたらえらいでかくてびっくりした。三浦展に怒ってもらいたいところだ(笑 ま、それは今回と関係ないのでいずれ。

 では肝心のクイーンについて。まず感じたのはあくまでも「クイーン+ポール・ロジャース」ということだ。ポール・ロジャースはクイーンの一員ではないのだ。一度目にポール・ロジャースが引っ込んだ、ブライアンのコーナーはフレディの追悼色が強かった。私自身ヴォーカルが「フレディでない」ことに少々戸惑いがあった面も否めないので感傷に浸っていなかったわけではないが、途中からはむしろ違和感も感じた。「代役」のポール・ロジャース自身も意図的にフレディのよくとったポーズで決めていたし。

 ボヘミアン・ラプソディではステージ後方のスクリーンにフレディがピアノを弾きながら歌う映像が。多くの観客と同じく私もその感慨にふけたが1分もしないうちにどきどきしだした。「まさかこのまま終わらないよな?このままポール・ロジャース出ないんじゃないか・・・」と不安になった。多くのファンはやはりフレディに感動しっぱなしだったように思える。一方で私は熱狂的ファンではないので途中からどうもしっくり来ない。そわそわしているうちに「So you think you can stone me」からポール・ロジャースのヴォーカルに変わったので一安心はしたのだが・・・これでひとまず終演。しかし、その後アンコール一曲目でフレディの呪縛による苦肉の策ともいえるものを目にすることに。

 日本で例外的に売れたためアンコール一曲目に入った「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」はポール・ロジャースではなくブライアンとロジャー(ドラムではなくギターを持って!)が歌った。事前のロジャーの話では「あの曲はフレディじゃなければならない。ポール・ロジャースが歌うのも変。だからやらないだろう。」みたいなことを言っていた。そりゃポール・ロジャースで変なのはわかるが、だからといって二人で歌うのもなんだか。おっさんは哀愁に浸り、若い子はドラマの歌を聞けて喜ぶかもしれないが。ロジャーはやる気なかったことからも考えて、単純にフジテレビの圧力があったのではないかとかんぐりたくもなるけど。

 今回はフレディの追悼色が出たことは、昔を思い出すおっさんにはいいのだが新生クイーンとしてはいかがなものか。リアルタイムでフレディを聞いていない私でもフレディの呪縛は強く感じる。況やリアルタイムで聞いてきたおっさん連中は呪縛なんかではすまないだろう。さらにはフレディはただ早すぎる死を迎えたのみではなく、ゲイでありHIVに感染し死んだ(死因は合併症による気管支肺炎)ことは彼らに何かしらのレジュームチェンジを起こさせた可能性が高いのではないかと想像できる。そうなるとなおさら呪縛に縛られてしまう。

 フレディ色を出すならベースのジョン・デーコンみたいに筋を通して参加しないほうがいい。ただ、だからといってブライアンとロジャーを責めるつもりはない。私が思うに、彼らはある種の演出で意図的にやったのではないだろうか。フレディの呪縛が解けていないのは彼ら二人というよりは、受けて側ではなかろうか。十年以上経ってもリスナーが強烈に縛られているために意図的に「弔い」をやろうと決めたのではなかろうか。

 これは日本で言う年忌ではないか。日本なら三十三回忌で弔いあげが多いが、それを前倒しして今回の「年忌」がフレディの「弔いあげ」なのではないだろうか。お決まりのラストを飾るWE WILL ROCK YOUとWE ARE THE CHAMPIONには新しいスタートも感じた。
 代替不能なのはわかっている。しかしその代替不能性を包含しつつ、次なるステージを目指してほしいのだ。


(個人的感想)ブライアンのディレイを使った奏法を生で聴けたことだし満足。ブライアンもロジャーもふけたけどさすがだね。ロジャーは特にはりきっていたように思える。今回はおまけのような扱いだったがポール・ロジャースのヴォーカルも冷静に考えれば世界的評価は高い。それが聴けたことも十分価値はありか。ポール・ロジャースも含めて安心して聴けるのはさすがベテラン。
 コンサート全体を通してのできもよかったのではなかろうか。みんなで歌う場面も多く長いコンサートにメリハリがあってよかった。老若男女が楽しめるのもいいところかな。事実、クイーン世代+その子供という親子連れも多数いたし。そして最後はマイベスト10に生涯入り続けるであろう「A NIGHT AT THE OPERA」を買おうと決意(引越しのときなくした)。
ちなみに帰り際に山本恭司さんらしき人を見た。見た目や醸し出す雰囲気からして間違いないかと。けどミュージシャンはみんなあんな感じの見た目になるので絶対とは断言できないけど(笑

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