2005年 10月 29日

QUEEN+PAUL RODGERS日本公演 フレディの呪縛

投稿者 by tak@taknews.net at 11:43 / カテゴリ: 12ミュージック / 0 コメント / 1 トラックバック

参考
http://www.toshiba-emi.co.jp/queen/special/2005japan/report_1026.htm


 クイーンのコンサートに行って来た。場所は我等がださいたまスーパーアリーナ。去年さいたま新都心駅に来たとき(高速バスに乗った)は、cocoonはまだ建設中だったのでさびしいところだった。しかしcocoonを覗いてみたらえらいでかくてびっくりした。三浦展に怒ってもらいたいところだ(笑 ま、それは今回と関係ないのでいずれ。

 では肝心のクイーンについて。まず感じたのはあくまでも「クイーン+ポール・ロジャース」ということだ。ポール・ロジャースはクイーンの一員ではないのだ。一度目にポール・ロジャースが引っ込んだ、ブライアンのコーナーはフレディの追悼色が強かった。私自身ヴォーカルが「フレディでない」ことに少々戸惑いがあった面も否めないので感傷に浸っていなかったわけではないが、途中からはむしろ違和感も感じた。「代役」のポール・ロジャース自身も意図的にフレディのよくとったポーズで決めていたし。

 ボヘミアン・ラプソディではステージ後方のスクリーンにフレディがピアノを弾きながら歌う映像が。多くの観客と同じく私もその感慨にふけたが1分もしないうちにどきどきしだした。「まさかこのまま終わらないよな?このままポール・ロジャース出ないんじゃないか・・・」と不安になった。多くのファンはやはりフレディに感動しっぱなしだったように思える。一方で私は熱狂的ファンではないので途中からどうもしっくり来ない。そわそわしているうちに「So you think you can stone me」からポール・ロジャースのヴォーカルに変わったので一安心はしたのだが・・・これでひとまず終演。しかし、その後アンコール一曲目でフレディの呪縛による苦肉の策ともいえるものを目にすることに。

 日本で例外的に売れたためアンコール一曲目に入った「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」はポール・ロジャースではなくブライアンとロジャー(ドラムではなくギターを持って!)が歌った。事前のロジャーの話では「あの曲はフレディじゃなければならない。ポール・ロジャースが歌うのも変。だからやらないだろう。」みたいなことを言っていた。そりゃポール・ロジャースで変なのはわかるが、だからといって二人で歌うのもなんだか。おっさんは哀愁に浸り、若い子はドラマの歌を聞けて喜ぶかもしれないが。ロジャーはやる気なかったことからも考えて、単純にフジテレビの圧力があったのではないかとかんぐりたくもなるけど。

 今回はフレディの追悼色が出たことは、昔を思い出すおっさんにはいいのだが新生クイーンとしてはいかがなものか。リアルタイムでフレディを聞いていない私でもフレディの呪縛は強く感じる。況やリアルタイムで聞いてきたおっさん連中は呪縛なんかではすまないだろう。さらにはフレディはただ早すぎる死を迎えたのみではなく、ゲイでありHIVに感染し死んだ(死因は合併症による気管支肺炎)ことは彼らに何かしらのレジュームチェンジを起こさせた可能性が高いのではないかと想像できる。そうなるとなおさら呪縛に縛られてしまう。

 フレディ色を出すならベースのジョン・デーコンみたいに筋を通して参加しないほうがいい。ただ、だからといってブライアンとロジャーを責めるつもりはない。私が思うに、彼らはある種の演出で意図的にやったのではないだろうか。フレディの呪縛が解けていないのは彼ら二人というよりは、受けて側ではなかろうか。十年以上経ってもリスナーが強烈に縛られているために意図的に「弔い」をやろうと決めたのではなかろうか。

 これは日本で言う年忌ではないか。日本なら三十三回忌で弔いあげが多いが、それを前倒しして今回の「年忌」がフレディの「弔いあげ」なのではないだろうか。お決まりのラストを飾るWE WILL ROCK YOUとWE ARE THE CHAMPIONには新しいスタートも感じた。
 代替不能なのはわかっている。しかしその代替不能性を包含しつつ、次なるステージを目指してほしいのだ。


(個人的感想)ブライアンのディレイを使った奏法を生で聴けたことだし満足。ブライアンもロジャーもふけたけどさすがだね。ロジャーは特にはりきっていたように思える。今回はおまけのような扱いだったがポール・ロジャースのヴォーカルも冷静に考えれば世界的評価は高い。それが聴けたことも十分価値はありか。ポール・ロジャースも含めて安心して聴けるのはさすがベテラン。
 コンサート全体を通してのできもよかったのではなかろうか。みんなで歌う場面も多く長いコンサートにメリハリがあってよかった。老若男女が楽しめるのもいいところかな。事実、クイーン世代+その子供という親子連れも多数いたし。そして最後はマイベスト10に生涯入り続けるであろう「A NIGHT AT THE OPERA」を買おうと決意(引越しのときなくした)。
ちなみに帰り際に山本恭司さんらしき人を見た。見た目や醸し出す雰囲気からして間違いないかと。けどミュージシャンはみんなあんな感じの見た目になるので絶対とは断言できないけど(笑

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2005年 2月 11日

リアル

投稿者 by tak@taknews.net at 10:19 / カテゴリ: 12ミュージック / 4 コメント / 0 トラックバック

 昨日某オーディオショップで素晴らしいシステムで音楽を聞かせていただいた。もう声がでないですね。音場云々と講釈をたれても陳腐になってしまうだけ。それだけ素晴らしい音だった。特別にこの音域がどうだとか、柔らかいとかそういうのではなくリアルなのだ。すべての演奏が目の前で繰り広げられているようなのだ。ピアノなど指で音を出す楽器なら、指の動きまで見えてくる。スタックスも似た感覚を味わえるが、スタックスは楽団の中に入り込んで、それらの洪水に包み込まれる永遠性を感じるものである。一方昨日聞かせていただいたのは眼前に演奏者が本当に演奏している演奏会に客として参加している感覚だ。目から入る視覚情報と脳内で生成される視覚情報が齟齬をきたして、そのうちトリップしてしまう。

 ただこれは素晴らしい経験であったが、ある意味地獄でもある。なぜなら家に帰って自分のシステムで聞いたら「こんな音聞けないよ!」となってしまうからだ。しかし目指す音の軸をある程度この年齢で作れたのは本当にありがたい経験だった。多くのお金持ちたちはもはやファッションとして散々ちまちま高級品をとっかえひっかえして紆余曲折している。そういう無駄はこれからしないですみそうだ。しかしあれを聞かされたら家のおもちゃは聞けないよ・・・

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2005年 1月 14日

iPod shuffle

投稿者 by tak@taknews.net at 14:49 / カテゴリ: 12ミュージック / 2 コメント / 0 トラックバック

参考http://review.japan.cnet.com/pub/special/ipod_s/
 iPodの廉価版がでる。中身はフラッシュメモリのプレーヤーだ。前々から予想はされていたが、やはり本当だったのか。う〜ん、個人的には正直残念である。
 別に私はアップル社に対して何かしらの利害が絡む立場ではない。つまりこのフラッシュメモリプレーヤーがぽしゃりそうだから残念であるというわけではない。この商品を出すことによってiPodが提案した一つの「文化」を投げ出すことになる可能性が大きいことに寂しさを感じるのだ。
 iPodの意味は「自分が持っている(「自分が聞く」と言い換えてもいい)音楽すべてを一つの箱に詰め込んで持ち歩けてしまう所に大きな意味があるのだ。そう考えると超後発でフラッシュメモリプレーヤーを作っちゃうのは単純にiPod買うほど音楽にお金をかけ宅ないひとにお洒落な感覚で安く買わせる戦略以上には思えない。
 ただ少々甘く考えてあげると、家を出る前にその日の気分にあった音楽を詰め替えて出かけるというライフを提案しているのかもしれない。そこまで考えてないかな・・・

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2004年 12月 02日

コーラス隊の子供が印税要求(ピンクフロイド)

投稿者 by tak@taknews.net at 01:21 / カテゴリ: 12ミュージック / 1 コメント / 1 トラックバック

 いま偶然にピンクフロイドのTHE WALLを聞きながらネットをみていたらこんなニュースが
http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/barks/20041201/lauent007.html

 ピンクの最高傑作はビルボード・チャートに連続725週チャート・インした「Dark Side Of The Moon(邦題 狂気)」ではなく「The Wall」だと思っている。その「The Wall」が再び日の目を浴びるチャンスという意味ではある意味前向きに捉えている。しかし訴えに大しては首をかしげてしまう。
 確かに「We Don't Need No Education」と歌われたら校長としても立場はないだろう。しかしだからといって真実がなかなか言えなかったとは思えない。お金のための「あとだし」感はぬぐえない。それに学校は報酬をもらっている=買取なわけだから、コーラス隊は学校と争うべきだと思われる。今後はガキのコーラスにもやたら長い契約書が必要になりそうだ。何か幸が薄い、虚しい話だが。

 こうなればTHE WALL二曲目収録の「The Thin Ice」の冒頭での赤ん坊の泣き声も印税請求されるかもしれない(汗

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2004年 10月 20日

与太話的我音楽変遷

投稿者 by tak@taknews.net at 22:06 / カテゴリ: 12ミュージック / 1 コメント / 0 トラックバック

mari1.jpg
マリンコの医療用プラグにベンデルのシールドケーブルで作られた電源タップ。今日はいわば「入り口」の写真。出口は・・・

 明日は久しぶりに満員電車に乗る。毎日むかつく胃をさすりながら乗っていた日々=浪人時代が懐かしい・・・はぁ。

 一期一会
結婚式とかなんとかの挨拶ではないし丸くなるには若すぎる。しかし人間とはかくもたった一つの出来事で大きく動き出してしまうものだ。逆にちょっとしたことでとまってしまうことも重々に感じる。その中でも今回は音楽にのみ焦点を当てて自分自身を振り返ってみたいと思う。わざわざなぜくだらなく音楽変遷を書くかと言うと今後への布石となるから。よって今回はくだらない。

小学校:音楽興味はほとんどなし。六年生のときに音楽界で万年リコーダーかメロディオンでは寒いと思いハイハットシンバル(ガキはドラムたたけないので各パーツひとりずつ)をやったくらい。

中学校:へそ曲がりなので「最近のくせー音楽なんてきいてられるか!」と思い情けないながら意識的に避けていた。そしてJ-Popに対してはその偏見が今も抜けきらない。。。中学は音楽に興味はあったがJ-Pop以外周りにないので聞きこむことナッシング。ただ一枚だけCDを購入した記憶がある。ローリングストーンズのベスト盤。

高校:ギターをお遊びで始めたら同じころにギターを始めた友人が「MR.BIG知ってる?」と言われたところから革命が。その友人から借りたMDの一曲目"Daddy, Brother, Lover, Little Boy"のバイクをふかす音に続いてエリック・マーティンのシャウトに続き始まる音の世界にノックアウト。HR/HM(ハードロック・ヘビーメタル)に一気に傾倒。その中でも趣向は「バーン」系より「ヤングギター」系といえばわかりやすいか、最終的にはインギーに落ち着く。スウェーデンから単身アメリカに乗り込み一夜でギター界を一変させた男に惚れる。他にはスティーブ・バイ、MR.BIGあたりもはまった。日本人アーティストはラウドネス(日本では忘れられているが日本人でビルボードチャート総合部門のアルバムで100位以内に入ったのはラウドネスだけ)とB'zくらい。なお高校三年のときに楽器フェアのポール・ギルバードサイン会に当選しもらった直筆サインは家宝のつもり。

MDを貸してくれた友人がまさにキーパーソン。彼と同じクラスで家の方向が同じ方向でなければまず話すこともなかっただろう。それにHR/HM好きでかつ軽音楽部に入ってない高校生たちって案外静かw よって自ら主張プンプンしないのでサシで話す機会がないと触れ合う機会はなし。

浪人:学校休んでポールのサインをもらいにいっている男に現役合格はなかった。間にものが挟める下敷きにランディ・ローズとジミヘンのジャケットのコピーを入れていた。他にも色鉛筆の箱にはガンズのウェルカム・トゥ・ザ・ジャングルのジャケのコピーを張っていたなぁ。

春が来れば思い出す。ランディ・ローズの事故死を。私とランディがこの世で同じく生を享受していた期間は一年もない。私が零歳の時に彼は飛行機事故で亡くなった。その悲劇性すら「一期一会」なのかもしれない。(けどレイヴォーンはあんまり聞いてなかった。あの事故の方がクラプトンも絡むので衝撃は強いが。)

最近:意識的になるべく多くのジャンルの名演を聞こうとしている。しかし相変わらずJ-Popへの偏見は消えないのだが・・・まあ自然体で臨むように意識しないでおこうと思う。

いまこの記事は篠田昌巳さんの「コンポステラ」を聞きながら書いている。特にお気に入りの曲は「同士はたおれぬ」と最後の「プリパ」だ。こんなにすばらしいCDもHR/HMよりの自分ではひとりで見つけ出すことはまずありえなかっただろう。これも一期一会。大学をサボって(休みの期間もかぶっていたが)フルタイムのバイトをやろうとしなければ出会えなかった音源なわけで。

一枚のMDを貸した一人の友人がここまで一人の人間を音楽好きにしてしまった。それまで本当に興味がなかったのに。そしてその衝動とレザーでお得意の自作熱相成り次なるターゲットへ To be continued

それにしても篠田さんすばらしい。生前の生演奏を聞きたかった。絶対に文化遺産として残して欲しい。

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2004年 9月 23日

Etymotic Research ER-4S

投稿者 by tak@taknews.net at 22:20 / カテゴリ: 12ミュージック / 2 コメント / 1 トラックバック

DSC00007.jpgDSC00008.jpg
 iPod用のイヤホンは今までゼンハイザーのMX400だったがついに「あれ」を購入。あれとはカナル式イヤホンの中で評価の高いEtymotic ResearchのER-4S。但し概ね評価は高いがこき下ろされるときはひどい。その理由が値段がそれなりに高いので「期待はずれ」感が高まるのとカナル式なので装着感が気に食わなかったらとても使えたものではない&音の聞こえが最悪なのが理由と思われる。私は白きのこがうまい具合に耳にフィットして音がうまくなるポイントに突っ込むことが容易にできた。ただ私は日本人の平均より体はでかいので多分耳の穴のサイズも耳道の長さも少し大きめだろう。それを考えたら個人差もあるので、できれば一度試「着」してから購入した方がいいかもしれない(東京近郊以外の方は難しいでしょうが)。耳栓したときに非常に強い違和感を感じる人は試着してから買わなければ多分後悔が待っている・・・・
 音質は中高音域を持ち上げて集めたような感じのヘッドフォンが好きな方はこのイヤフォンの音は味気ないものに感じるだろう。伸びやかな高音、豊かな中音、締りのある低音のバランスがグッド。聴いていてナチュラルに気持ちいい。全く派手さもないし真ん中に集めて「きらびやか」に聴かそうという工夫もない。しかしそれが深みのあるサウンドを気づかせてくれる。また解像度が高く今まで埋もれてしまっていた音も見事に再現してくれている。バンドであろうがオークストラであろうがそれぞれの楽器の音がしっかりと音色の感触まで味あわせてくれるので目の前で演奏している姿が容易に頭に浮かぶ。
 よくオークストラなら指揮者の位置にいるように聞こえると例えられるが私の感覚では音の位置が頭の真ん中からなるような感じ。そう思えるのは物理的に音が鳴っているところが鼓膜近くという物理的条件だけでなく耳に突っ込んでいる(また突っ込んでいる感覚は少なからず耳にある)という心理的影響もあるのだろうが。
 そして遮音性の高さゆえに屋外、特に地下鉄などの騒音が多い場所でも十分に音楽を楽しむことができる。電車移動中に音楽を聴くことが多い私にとってこの利点は大きい。とはいえそれはもっと安いカナルでもいいわけだが・・・・
 iPodで使用するに当たって心配なことは音量だろうがアンプを通さなくても75%前後でOKだったので十分。人によってはぎりぎりまで必要かもしれませんがちょっと難聴になる心配もしたほうがいいかもしれない・・・(余計なお世話だが)。もちろん能力を発揮するためにアンプを使用するという選択肢は大いにありだが。
 マイナスはやはりタッチノイズが大きい。耳をふさいでいるのである程度は不可避であるがコードに全く対応した形跡はなし。二股に分かれる地点にクリップをはめて服につけられるがそこから耳まで結構長くその間でがさごそとすれまくり。自分で何かしらの方法で日本のコードをまとめればいいことであるが。そして見た目がちゃっちい。特にコードの質感は昔あったエナメルジャンパーみたいな光沢。。。知らない方が見れば百円ショップにありそう、といわれる可能性もある。そして最後のマイナス面はやはり耳に挿入されている感触があることだ。しかしこれにより遮音性というメリットを享受しているわけなので受け入れられるが。
iPodと同じくらいの値段だがそれを受け入れられれば購入する価値は大いにありだ。

こんな画像も発見↓
http://www2.117.ne.jp/~ota-beam/er4s.jpg

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2004年 9月 19日

CCCDなくなる方向へ?

投稿者 by tak@taknews.net at 11:16 / カテゴリ: 12ミュージック / 0 コメント / 0 トラックバック

最近胃痛でさぼってました・・・・

参考記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040917-00000025-imp-sci

 エイベックスが悪名高きCCCD(CDもどき)を使用するかどうかを現場に任せるとのこと。今までCDもどきを強制的に売りつけ再生できなくてもプレーヤーが壊れても一切保障なし、音質はスピーカーの前に障子を置いたみたいなこもった感ばりばりのB級品を同じ値段で売りつけるという愚考を続けていたのだがそのもどきCDの数が減ることが期待できる。
 
 今回の決定を下したエイベックスの言い分を見ていこう。「著作権の重要性がある程度認知された」といっているが本当だろうか?むしろ既存の著作権はアーティストのためではなく結局既得権益が自分の食いぶちを守るためのものだという認識の方が広がってきているだろう。少なくともCCCDに反対する層の方の多くは現状の著作権のあり方に対して否定している層と被っているだろう。CCCD?なにそれ?って人の多くははなっから著作権について深く考えていないと思われる。
 先述の著作権に続いて発せられたらしい言葉は「ファイル交換ソフト利用者の減少など、その取り組みが一定の成果を挙げることができたと判断したため」とのこと。ファイル交換ソフト利用者の減少は別にCCCDのためではない。一番大きな理由は何でもかんでも落としても結局必要ないことに気づいてきたためではなかろうか。別に使いもしない高額アプリやつまみ食いしかいエロ動画や好きでもないアーティストの曲がいくら無料であろうがいらないことに気づいてきたのだ。そんなことである程度のリスク(最悪は逮捕)などとなるのはどう考えても合理的ではない。そのような判断が働いているのであろう。またファイル交換のおかげで新たなアーティストに興味を持ち出してそのCDを購入し逆に売り上げに貢献しているというデータもある。友人からCD貸してもらい新たにそのアーティストにはまっていくという構図に似ている。

 そしてエイベックスのCCCD戦略は敵も作ってしまった。ネット上では非難ごうごうだ。事実私も「そんな円盤買うか!」と怒っている。洋楽中心なのでほとんど関係はなかったが一度だけ邦楽のとあるCDが欲しくなり購入しようとしたがCCCDだったので当然断固買わなかった。

 そして最後になるが「iPodに代表されるようなHDDオーディオプレーヤーのさらなる普及を予想しており、新しい音楽の楽しみに対応することも理由のひとつ」という理由。これがメインでしょう。少なくともこれを理由にしている時点で先に出てきた既存権益である「著作権の重要性がある程度認知された」という言葉と論理矛盾を起こしている。そもそも現状の日本での「著作権」ではiPodなどに入れて持ち歩くことはOKであろうがiPodとセットである(べき)iTunes Music Storeは相当際どくなってくるであろう。
 
 つまり結局は既存の権益にすがっていたらニューウェーブにやられかねないのでそっちにも参入できる形にしようというだけの話であろう。今まで台湾製CD-Rよりも(機器を破壊しかねない、保証がないのに値段が高すぎるなどの理由で)「危ない」ものを売ってきておいてまるで自らが正しかったようにいいつつ自らが嫌悪感を抱いていたビジネスに名乗りを上げようとはいやはや参りました。

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2004年 9月 13日

AAC×lame 結局どっちでエンコするか・・・

投稿者 by tak@taknews.net at 16:19 / カテゴリ: 12ミュージック / 3 コメント / 0 トラックバック

 lameにするかAACにするかで悩んでいた圧縮法。ここはWaveSpectraを使って品質を比較することにした。ただ波形が原音に忠実だからといってその音が一番人間にとって心地いいかは結構別らしい。諸所の話からすると圧縮されて中音域が(カッコつきの)「豊か」になっている方が良い音と感じる人は多いそうだが・・・私の場合lame192-256kbps(以下kbps略)とAAC192を比べた場合はlameを選んだのだが。。。

 エンコードの方法はAACにはItunes(バージョン4.6.0.15)、lame(バージョン1.32、エンジン3.97アルファ3)にはCDexを使用。設定はAACはビットレート選ぶのみ。lameはモードステレオ、音質Very High Quality、VBR Methodは128kbps以外はVBR Default&VBR0で激遅エンコ。128はVBR Methodは使わず。曲はRage Against The MachineのRENEGADESよりMICROPHONE FIEND。では早速測定結果へ。グラフの意味がわからない方は赤線は測定波形、青線は平均波形とおさえていただければOK。
 
 
wave.JPG AAC128.JPG
          wav                       AAC128

lame128.JPG AAC192.JPG
          lame128                    AAC192

lame192-256.JPG AAC224.JPG
         lame192-256                  AAC224

lame192-320.JPG AAC256.JPG
          lame192-320                 AAC256

AAC320.JPG
          AAC320


左上から右側へ順に(端までいったら一つ下の段の左から右の順
繰り返し)wav(比較基準)、AAC128(4.04MB)、lame128(4.61MB)、AAC192(6.97MB)、lame192-256(8.67MB)、AAC224(8.12MB)、lame192-320(9.20MB)、AAC256(9.27MB)、AAC320(11.5MB)。なお画像はクリックすると大きくなる。
 AACは128で16KHz、192で17.5K、224で18K付近がすとんと落ちています。衝撃的な落ち方です。ちなみに他の楽曲でチェックしてもこの付近は落ちます。ところが256以上にすれば20Kあたりで一気に落ちるまではほぼwavと変わらず。20K以上は聞こえないといわれているので一般人の耳だとしてさらに聞こえない音は影響しないという前提に立てばAACは256以上でかなりレベルの高いところまできていると言えよう。
 lameは標準的な128で16K以上でややすとんと落ちるがきれいにまとめている感がわかる。192-256、192-320はどちらも似ていて19K付近から落ちるがそこまではWAVEに非常に近い。このくらいの高音の影響が少ないとすればかなり再現性は高い。

 まとめるとAACは224までは高音域で必ず一回ストンと落ちてまた戻る。ここの落ちどころを仮に線で結んでしまえば相当wavに近い。この「ストン」がさほど影響を与えていないのなら低ビットレート(といっても一般的な高音質128が下限だが)でもかなり良好な音質といえよう。lameは高音域で少し落ちてそれより上はほぼ平行に動く癖があるようだ。192を超えたらその落ちる領域が19Kのかなりの高音になるのでそこはあまり影響ないと判断すれば十分な音質だ。低ビットレートでは「ストン」を無視すればAACのレベルは相当高い。AACは256を超えれば20K以上のを中規模の落ちを無視すればグレイト、lameは192を超えれば19Kからの小規模の落ちを無視すればグレイト。AAC256以上、lame196以上が一つの目安か。またエンコ時間は圧倒的にAACの方が早い。これもどちらか選択するときは重要な要素だ。
 
 最後にここで出したデータのみが「良い」音を決めるわけではないことは理解していただきたい。当然ハードの問題もかなり大きい。電源から末端の発音体であるイヤホン(スピーカー)まですべて音に影響している。他にも人間それぞれの好みもある。中域が元気なものが好きな人もいるだろう。ドンシャリでしか聞かない若造もいるだろう。それらも踏まえてベストを探すしかない=終わりはない・・・・(金がorz)

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2004年 9月 01日

エンコード

投稿者 by tak@taknews.net at 13:08 / カテゴリ: 12ミュージック / 0 コメント / 0 トラックバック

iPodに入れている音楽ファイルは今まで特に考えずにAAC128Kbpsにしていたが実は一度も音の聞き比べなぞしていない・・・iTunesをそのまま何も考えずに使っていたことを反省。そこでAAC128 AAC196 LAME196を実際に聞き比べてみた。なおエンコはAACはiTunesでビットレート設定したのみ、LAMEは最新版を用いCDexを使用。後者の設定は固定ビットレートで音質はVery High Quality。

AAC同士は当然ながら196の勝ち。ビットレートをあげたら音に奥行きがでた。だいぶ「ぺらぺら感」がなくなった。次にAACとLAMEの192を比べるとこれは判断が難しい。聞き比べて違いは明らかにわかるのだがどちらがいいかは人それぞれの好みといえよう。AACはクリアに全般的にしっかりまとまっている優等生だがやや重厚感が足りない。そして音の立ち上がりが悪い。LAMEはAACより重厚感があり音の立ち上がりが申し分ない。しかし音のクリアさは劣っている。いろいろ考えた結果、立ち上がりのよさのさが大きかったのでそれをとりLAMEでエンコしようと決めた。

しかしいざやってみるとLAMEは遅い。遅すぎる!設定を192〜256の可変でさらに音質はVery High Quality、さらにVBR0と結構むちゃなのにしているせいだが。。。現在、等速でエンコしている。動画をDivXにエンコしているときと変わらないような・・AACなら7倍はでるのだが。けど一度やりだすと「妥協したくない気がでてきてしまう=病気。。。

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2004年 8月 24日

iPodカスタム&自作レザーケース

投稿者 by tak@taknews.net at 22:23 / カテゴリ: 12ミュージック , 16モノ(逸品館) / 837 コメント / 0 トラックバック

携帯ケースを無理にiPodケースにしたというのを前回書いたものの良く考えたら自作すればよかった・・・レザークラフトが趣味でそれなりに作ることができるのではじめからやればよかった。昨日夕方からたらたらとつくりやたらに長い女子レスリングの決勝までの引っ張りを見ている最中に完成。相当ゆっくりやったので実時間はもっと短かかった。レザーはサイドが1.7ミリ、ぐるっと一周の部分が3.0ミリの(いわゆる)サドルレザー。ごつめのレザーのおかげで衝撃からある程度は守れるでしょう。ちなみに糸は人工シニュー。
ilc1.jpg
コンチョはリバティー
あ〜はじめから作ればよかった・・・自分好みの感じになりますし。

次にiPod自体もカスタム。
http://www.powerdesign.biz/(直リンいいかわからないので)のSelf Design Body Maskを使用。
ilc5.jpg
歌川國貞の作品を使用。一瞬わかりにくいがいわゆる春画。際どい所もご開帳。しかし春画云々に関わらず配色のバランスが素晴らしいと個人的には思っている。かなり気に入っている。けど人によっては不快感を与えてしまうかもしれないのが心配。

ilc2.jpg
上からイヤホンだせる。自分用なのであんまりきれいに整えていない(苦笑 ちなみにイヤホンはゼンハイザーMX400に交換。
ややドンシャリが強いがエージングすれば落ち着くと思う。中音域の伸びが格段に向上しボーカルの声も生声に近くなった。但し地下鉄では騒音の影響で付属のイヤホンとあまり違いを感じられない。。。

ilc3.jpg
底のチョークする鹿紐が繋がっている部分。チョークを解けばここが空いてドックコネクタが繋げられる。

ilc4.jpg
入れたらこんな感じ

ilc6.jpg
後ろ。カラビナをつけてベルトループからぶら下げるようになっている。

型紙も作らず結構いい加減に作ったのでジャストサイズより縦も横も2、3ミリほどずれてしまったのが残念。しかし新作を作るときは一回目はある程度練習みたいなものなので十分満足。最近は暑いのであんまり使用していないがそろそろ革好き魂が燃え始めそうな予感・・・(先日もハーレー軍団の革製品を凝視しちゃったし)

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2004年 8月 20日

iPodケース編

投稿者 by tak@taknews.net at 23:43 / カテゴリ: 12ミュージック / 0 コメント / 0 トラックバック

昨日実行したiTalk録音時間は4時間8分でした。思ったより長いがもう少し欲しい・・・iTalkをうっぱらいICレコーダー新調するかiPodの外付け電池パックか何かを買うか・・・どちらがいいだろうか。う〜ん悩む・・・

ケース編
ipod1-1.jpg
iPodのケースは4Gのやつがまだあまり出ていないこともあり携帯電話ケースで代用。ちょっときつめだが十分OK。

一つ改造したところは下の写真にあるハトメ部分を自分で装着。
ipod1-2.jpg
穴を開けてハトメをうってiPodを逆から入れて下からイヤホンケーブルをだせば上のストラップもちゃんととめられるし音量調整だけならクイックホイール採用のおかげでケースから出さずに調整可能。小さなカラビナが付いているのでズボンのベルトループからぶら下げられるのがグッド。

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2004年 8月 19日

iPod購入

投稿者 by tak@taknews.net at 20:57 / カテゴリ: 12ミュージック / 0 コメント / 0 トラックバック
Apple iPod 20GB (Click Wheel) Mac&PC [M9282J/A]

第4世代のiPod(20Gを購入)。アマゾンで買えば還元があるので得するのだがパーソナライズしたくなりApple shopより購入。
購入後送られてくるメールでは納期は2週間後だったが実際には2日後には発送されていた。しかしパーソナライズすると海外から発送となり(土日を挟んだこともあり)5日ほどかかったのだが・・・

到着後は速攻に開封。とりあえず暇な間に家にあるCDすべてをパソコンに入れておいたのでそれをiPod転送。やはり私の持っているCDでは20Gまでうまらず。日本の業界団体が既得権益を守るためにアーティストのためではなく己のために著作権を振りかざすことをやめてダウンロード販売が本格的に始まればいいのだが・・・

またiPodをインタビュー時などに録音用に使うためにiTalkも購入。ただいま充電満タンの状態から何時間録音できるか実験中。大事な話の最中に電池がなくなりました、では取り返しがつかないからどれくらい取れるか把握しなけらば。(実験後ここにもどれだけ持ったか書きます)

HDDプレーヤーは容量が大きいので今ま多くの曲(私の場合は手持ち全曲)持ち歩ける。それらの曲の中には少なからず聞いた覚えがないものもあろう。当分の間はシャッフルのみできいて「こんなの持ってたか」などと楽しみながら使いこなそうと思う。

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