2006年 8月 03日
亀田八百長で勝利
久々に書くのがこんなのは悲しいけど、亀田の八百長っぷりにはあきれた
私の判定は
ランダエダ 117-110 亀田
6Rとどっか2つ迷って亀田(1Rは10-8でランダエダ)
あぁ、呆れてものもいえない。鬼塚以来の協栄マジックですね。
こんなくそ判定がでるなら、裏で何かやってると思われても仕方がない。
判定出た時、金平の顔は引きつっていたので、それはないか(謎
良く言う判定基準順に評価すると
・クリーンヒット 確実にランダエダ
・有効な攻勢 ややランダエダ(亀田は突っ込むだけ)
・防御技術 確実にランダエダ
・リングジェネラルシップ 絶対にランダエダ
亀田が勝った要素がわかりません、全く。
本当に後味が悪すぎる。日本ボクシング界にとって良いことないな…
もちろん亀田にとっても全く良いことはない…穴階級に穴王者完成ということで。
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2006年 7月 24日
ブログの方向性
なんだかんだと(最悪なタイミングで親戚が死んだりとか)もぐら叩きゲーム状態の中で、最も小さいもぐらの一つであるブログをずっとたたいてこなかった=更新してこなかった。
いまブログの方向性を検討中。
・書評 映画評など勝手評論に絞る(超不定期)
・方向性は変わらないが、文章を砕けたままにする(ある程度は書ける、かも)
・軽い日記にする(毎日できるけど、毛頭その方向性は行く気なし)
・ニュースに対して反応する形(短ければ2日に1回は ただそういうブログはごまんとある)
基本的には、意図的に自分のメインの所属をにおわせないでコミュニケーションをとりたいので(Where I lay my head is home. by Metallica的に)、日記は論外なんだわな。上2つのどちらかで行くと思います。
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2006年 5月 31日
柄谷行人『世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて』2006
この地球の永続性を担保するためには大変革が必要だ、と漫然とした感覚を抱く人は多い。その根拠は様々なのだろうが、その多くが現在社会システムに対する不安へと導かれつつ、新しい「かたち」を模索すらできないでいる。この書では資本、ネーション及び国家の相互補完的にメカニズムによる接合体が覆う現在世界が、新たに目指すべきものとして世界共和国を提案している。
その世界共和国の前に著者の考える現状について説明しよう。現在の世界は「資本=ネーション=国家」の三点による相互補完的メカニズムにより形成されていると説いている。またその段階に至るまでの歴史的変遷として三つの基礎的効果様式(互酬、略取−再分配、商品交換)を軸とし、その発生メカニズムと影響力の歴史的及び地理的推移を示している。この交換様式から今までの社会を見る部分が全体の半分以上を占めるのだが、非常に明快で論理的説得力を持った説明を成している。個人的にも社会構成体とそれらの背景及び存在の必然性ーマルクスはこの 必然性を見落としていたと著者は言う―について体系的に考えたことがなかったので、非常に有難い内容であった。
それらを踏まえたうえで筆者はカントの理念に基づき、世界共和国を提案するのだ。その世界は商品交換による社会の自由さを担保しつつも、互酬的メカニズムの働くものだと説く。そして「下からの」運動に加え、国家を「上から」抑えことにより世界共和国を形成するのだ。さらにこのダイナミズムは国家が国家自身を守る「自然の狡知」から来るものだ。このように明確に私たちが(自ずと)目指すべき道はあるのだから絶望することはない、と著者は説く。
なるほど、確かに言わんとしていることはわかるのだ。しかし押しが弱くも感じるのは私の教養の足りなさだろうか。例えば世界共和国における互酬的メカニズムは、キリスト教的世界観が背景にあると考えられる。しかし、多くの人はこれを村社会の互酬と同一視しかねない。またカントの理念も振り子が振れているだけだ、と捉えられかねない。はっきり言えば著者の賢さゆえに、一般人が「踊りだす」ことはないように思えてならないのだ。コミュニケーションの「壁」を、超えなければならないのだ。
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